2009年4月12日

坂田藤十郎さんと対談♪


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新ばし 金田中にて四代目坂田藤十郎んと対談させていただきました♪

去年喜寿を迎えられたという藤十郎さんは、今月歌舞伎座さよなら公演にて
「曽根崎心中」の「お初」を演じられております。

19歳の女郎役を56年間ずっと変わらず演じ続けられたというのは記録だし、
また回数でも今月の上演で1300回を越えるというのもギネスに残すべき新記録!

「もはや1000回を越えたあたりから、お初を演じているというよりも
お初が乗り移ったような、お初とともに生きているようなそんな気がします」と藤十郎さん。

文楽でも江戸時代いろいろな状況でずっと昭和まで演じられてこなかった曽根崎を
戦後昭和28年に歌舞伎狂言作者の宇野信夫さんが脚色を加え、芝居として復活。
そのとき顔付けされたのが、お父さまの雁治郎さんの「徳兵衛」と
扇雀さん(現・藤十郎さん)の「お初」でした。

この芝居は大ヒットし、「お初」のあまりの美しさに扇雀ブームが沸き起こります。
しかもその後文楽でも「曽根崎心中」は復活されましたが、
扇雀さん(現・藤十郎さん)が演じたお初が見本になって人形が作られたというほど、
扇雀さん(現・藤十郎さん)のお初が大好評だったそうでございます。

「それでもこんなに続くとは思ってもみなかった」と、
 
本当に信じられないという表情で、目をキラキラさせながら子供のように
お話しして下さる藤十郎さんですが
現在までに国内・国外合わせてほぼ毎年上演されていることや、
今回の歌舞伎座さよなら公演に際したお客様向けアンケートに
「是非藤十郎さんの曽根崎が見たい」という投稿があってこのたび上演となった
ということから合わせてみても、その人気は紛れもない事実ということが分かります。
本当にすごい方だな~と感動しました。
 
最後に藤十郎さんからこんなお言葉を頂戴しました。
 
 
「皆様のお陰で長く演じることが出来ています。このお初という役に関しては
何回やろうとも毎回初演のような気が致します。本当にこの世を生きたお初の魂を
お初自身から託され、導いてくれているようにも思います」


生涯をかけて表現する戯曲に出会い、次世代に渡すべきバトンを見つける。
 

私も喜寿を迎えるときには、講談の世界で
藤十郎さんのようになっていたいなと思いました。

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