2008年12月10日

東京きもの倶楽部とは

やっとブログが始動します!
はじめまして。
東京きもの倶楽部の江口です。
初回なので東京きもの倶楽部の紹介をさせてください。

 

新日屋ではこれまで伝統芸能に関するイベントを開催してきました。
これは代表の山口が前職から引き継いだ様々なことが元となっている事業です。

 

日本には歌舞伎、落語、文楽など、江戸時代から続く様々な娯楽が沢山ありますが
日常から遠くなってしまって、敷居が高く、
まるで外国文化のように感じられてしまう時があります。

 

でもひとたび触れれば、それらの底に自分たちの国のドラマが見えてきたり、
言葉の意味が改めてわかったり、多くの発見があります。

 

この楽しさを知らないでいるのはもったいない。
もっと日本の伝統文化を身近に、
もっと気楽に楽しめるきっかけさえあれば良いのに。
というのがすべてのイベントの発想のもとです。

 

中には逆に
料亭という特別な空間で、特別な気分で落語を聴く、日本料理をいただく、
というものもありますが、それも、初めのきっかけづくりだと思っています。
お料理が好きな方が、落語を聴いていただくことで
その噺家さんのファンになってしまう、ということもありかな、と。
またその逆もあるかもしれません。

 

そんなことをやっていくうちに、
そのようなイベントをやっている場所では
なぜかスーツやストッキングが似合わない、
ということに気がつきました。

 

そうです。きものです。

 

お客様がきものを着て足袋を履いていらっしゃるとしっくりくるのです。

 

考えたら日本の伝統文化は
きもの無しではあり得ないことにあらためて気付かされたのです。

 

いつもお世話になっている歌舞伎衣裳の方に
「ヘタをすると町人のきものが一番高い衣裳になることがある」
とお聞きしたことがあります。

 

年々呉服業界は縮小、
嗜好品としてのきものはあっても
普段着のきものの需要が少なく、なり手が減少。
江戸時代の普段着だったはずのきものを作るのが
今はとても大変な状況なのだそうです。

 

このままきもの人口が減り、
職人さんや、織元さんがいなくなってしまい、
すべて海外の手によるきものになってしまったら
すべてポリエステルのきものになってしまったら
それを身につけて行われる芸能、芸術は
はたして日本の伝統文化と呼べるのだろうか...

 

などと考えてしまいました。

 

これまでの長い歴史の中で培われてきた
「絹」や「織物」の知識や職人さんの手わざの技術を
失ってしまうのはもったいない、
と思います。

 

そして、きものを着ると見えてくる発見がまた多くあります。

 

それらの発見の楽しみを皆さんと共有したい、
という想いからこの東京きもの倶楽部は始まりました。

 

事務所を構える日本橋は
江戸文化、商業文化の中心のような街です。
呉服屋さんから始まった三越さんは
まだ江戸時代と同じ場所にありますし、
江戸時代から続く老舗が沢山あります。
また多くの呉服問屋さんも密集して残っています。

 

そんな日本橋から
皆さんと一緒にきものを楽しめる時間を作っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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2008年12月 7日

clublog スタートしました。

東京きもの倶楽部の最新情報をお届けしていきます。

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