2009年7月30日

中村京蔵さんの道成寺

京蔵さん1.JPG

京蔵さんの舞踊の夕べ。

毎回渾身の舞台です。

一昨年の「海士」を拝見しましたが、能舞台と、舞踊が不思議とあいまって

舞台がひと時、都会の中で深い海底になったような錯覚に陥りました。

会場の銕仙会能楽研修所舞台は、能舞台の中でも少し変わっていますが、

下足を脱いで、板の間桟敷席のような場所で観劇できる不思議な空間。

是非一度お訪ねあれ!

 

2009年8月26日(水)  銕仙会能楽研修所舞台(東京・南青山) 

  第1回 16:00開演(15:30開場) 
  第2回 19:00開演(18:30開場) 

  入場料   6,000(全席自由) 

 

*東京きもの倶楽部の会員は特別ご優待!

6000円が→5000円になります。

お申し込み後、振込みの際に

「東京きもの倶楽部会員です」とご明記ください。 
  
 お申し込み方法 京蔵さんのサイトの 専用フォームよりお申し込み下さい。

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2009年7月27日

「きものでミュージアム 道教とは何ぞや」西浦喜八郎さん

20090726西浦さん1.JPG2009.7.26

「きものでミュージアム 道教とは何ぞや」

おもてなしエクスペリエンスでもお馴染み、

西浦喜八郎さんを講師に迎え、三井記念美術館で開催中の

『道教の美術』を見るにあたって、道教とはなんなのか、

を独自の切り口でご紹介いただきました。

 

道教とは日本の美術に深く根ざしているものであり、

1時間やそこらではお話できません!と笑っていらっしゃいましたが、

まさにその通りの内容でした。

 

中国から発生したものですが、日本でも様々に形をかえつつ、

現在も我々の意識しないところで道教の影響が見られます。

 

美術館の展示も、間口が広すぎて、これがどうして道教なんだとう、

と一目みただけではわからないものだらけかも知れませんが、

それだけ、幅広く、様々な形で、美術に浸透していることがわかりますので、

これはもう、ご自身で見ていただいたほうが早いです。

(すみません、説明放棄です...)

 

そして、西浦さんがお持ちの「道教」的美術品たちをおもちいただき、

実際に手にとって拝見させていただいてしまいました。

 

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円山応挙の屏風、銅鏡、西浦さんのお宝...

 

贅沢な会でした!

道教から派生して「易」についても研究されているとか。

易の話も奥が深くて、大変面白そうでしたが、

本日はさわりだけで時間切れ。

またの機会を待ちましょう。

 

~アンケートより~

・語りにどんどん引き込まれ、道教の世界の入り口に入ったようでした

・とても丁寧にわかりやすくご説明くださったので、少し身近に感じることができました。岡倉天心が出てきたのは驚きましたがとても勉強になりました。

・もともと興味はありましたが、書籍などでは渉猟しえない部分があり、大変参考になりました。

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2009年7月22日

「勘恵理先生直伝 しぐさで勝負ゆかた美人」

 

20090719勘恵理先生2.JPG2009.7.19

『勘恵理先生直伝 しぐさで勝負ゆかた美人』

 

見てください、皆さんの背筋の伸びた美しい正座姿。

この日は、いつもに増して「美人」さんが勢ぞろい。

華やかな雰囲気の勘恵理先生(宗家藤間流師範)から、

日本舞踊の基礎的な動きを習って、更なるしぐさ美人を目指しました。

 

正座の仕方、お辞儀、立つ、座る、歩く、回る。

椅子に座る、相手の目を見る。

すそを捌く、腕を上げる。

 

日常の些細な動きも、きものに合った

「丁寧」なしぐさで、より動きやすくなることが実感できました。

そして、その丁寧な動きこそ、更なるきもの美人への第一歩。

 

それにしても、あまりに皆さんが飲み込みが早いのと、

筋が良かったせいでしょうか。

先生もだんだんと熱が入っていらっしゃって、

後半は休み無く踊り続け、息もぴったりあった、美しい舞姿になっていました。

2時間で、あれだけ動けるようになるとは...。

 

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踊りを取り入れたしぐさレッスン講座をシリーズ化したら

もう少しじっくり「美人」を目指せそうですね。

また、企画できたらと思います。

 

先生のお弟子さんが3人も駆けつけてくださり、

丁寧にご指導いただきました。ありがとうございます。

 

~参加した方のアンケートより~

・着物の中で体を動かすというところが大変解りやすかった。

・しぐさと踊りと短時間で初心者にも解りやすく教えていただき、勉強になりとても楽しかったです。

・以前から舞踊が気になっていたが、なかなかきっかけが無かった。とっても踊っていて気分が良くなりました。

 

 

 

 

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2009年7月13日

手仕事にときめく 失われた匠の技 中谷比佐子さん

中谷先生1.JPG

2009.7.12

『手仕事にときめく』中谷比佐子さん

 

『日本染織地図』をご存知ですか?

先生が携わった本で、朝日新聞社から出ていたものです。

1985年に発行され、以降出ていません。

当時編纂者同士で「あれもこれも消えてしまった」と

各地の染織の技術について嘆いていたのよ、とおっしゃていたとのことですが

あれから更に25年がたとうとしている現在、

ますます状況は悪化しています。

 

昔あった、各地の匠の技について、

いろいろとお話をお聞きしました。

江戸時代に各藩で織物作ったことにより全国各地で

特色ある染織技術が生まれ、今に残る名産となったこと。

 

そもそも日本の文化はお米と絹の文化であること。

どちらも大陸から渡った文化が日本に伝わったと考えられているけれど、

先生の持論では日本も独自の絹文化をすでに持っていたはず、とのことでした。

 

各地の気候や特産物をうまく利用した染織は

それに合ったお手入れをすれば良い事。

 

そうそう、麻の素材例えば、小千谷ちぢみは

洗濯機で洗って寝押しすれば大丈夫、なんて聞くと

少し安心して着られますね。

 

日本の染織技術が衰退してしまっても、

素材さえあれば、必ず伝えていけるはず、という中谷先生のお言葉に

私たちは「とにかく着物をきることですね」と

自分たちの出来ることを改めて認識する会でした。

 

さあ、きものを着て出掛けましょうか。

中谷先生2.JPG

土佐つむぎ

 

すでに失われているものです。

今回の反物はすべて「菱一」さんからお借りしています。

貴重なものを今のうちに、と集められたコレクション。

一度無くなると、復活が難しいのが文化というもの。

 

 

 

中谷先生3.JPG 

 

これは現在もある

沖縄のミンサー織ですが、

沖縄の織物の特徴は

織りの模様に意味が籠められていること。

これは女性が男性に送る帯。

求婚に対して

「いつのよまでも足繁く通ってください」と

伝えるためのものだそうです。

そうわかってしまうと

ミンサー織を身につけるのは、

意味深ですね。

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