2009年5月31日
雨の合間をぬって「きものよろず談義」
2009.5.31
『きものよろず談義』一柳英雄さん
荒れ模様の天気予報にもかかわらず、
11名中8名様きものでお出掛けいただきました。
そんな皆さんの心意気を感じたのか、移動中に限って雨が止む、という不思議現象。
これも神田明神さまのおかげでしょう。
まず福徳で"最後の丁稚"と自称される一柳さんのきものへの愛情講義。
時間が足りないんだよ、と何度もおっしゃるとおり、
短い時間では語りつくせぬきもののお話。
そして菱一さんよりお借りした、大正~昭和初期の商家のきものの数々を拝見しました。
銘仙や、紗合わせ、矢羽根の大胆なデザインなど、
当時をしのばせるものを見るのは楽しい。
丸帯の柄の向きが一部逆さなのはなぜか...
薀蓄がいっぱいでとても書ききれません。
神田やぶそばで蕎麦をすすった後は(アルコール入れてた方もいました~)
いよいよ神田の家へ。
NPO法人神田に家の代表であり、この家にお住まいだった
今は亡きご当主の娘さんより、
この家を移築再建された想い、神田への愛情、江戸文化、街づくりへの想いをお聞きし、
きものが大好きだったご当主の素晴らしいきもののほんの一部を拝見させていただきました。
神田明神の氏子総代でもあったご当主の、総代用の衣裳や、
神田祭用のちりめんのゆかた。
同じく神田祭のしぼりのゆかたなど、
いかに祭りを愛し、きものを愛していたかを偲ばせる逸品ばかり。
家の隅々にも、きものにも、その方の生き方や
センスが感じられて、格好いいなあ、と惚れ惚れするばかり。
東京にもこんなことが感じられる場所があるんですね。
それは単にモノが残っているだけではなく、
人が愛情を持って受け継ぐから感じられるのだと思いました。
| 記事URL | Trackbacks [0] | カテゴリ:きものを知る |
2009年5月27日
神田の家に行きましょう
神田明神の隣に出来た『神田の家』で江戸遊学を開催します。
福徳塾でまず昭和レトロなきものを拝見し、
↓
「かんだやぶそば」でお蕎麦に舌鼓を打ち、
↓
神田明神で参拝したあと、
↓
江戸から続く材木商、遠藤家の住宅兼店舗を移築再現した「神田の家」で
当主の粋なきものを拝見させていただきます!
昭和レトロなきものは、銘仙や、今は見られない贅沢な夏きものの数々もあります。
今見てもまったく古さを感じないし、
「着てみたい」と思わせるデザインばかり。
神田の家のきものは、神田祭にちなんだ、とっても珍しいゆかたや
普段着にありえないような、贅沢で、しかもさりげない、これこそ粋なんだな、という
男性のきものです。
先日拝見しながら、いちいちため息が出ましたよ。
素材や手間に価値を見出し、それをわかってお金を出すのが
本物を知るオトナなんですね。
きもの好きなら必見です!
そしてそして、神田の家、そのものがまた細部までこだわった
素晴らしい建物なんですよ。
引き戸の一つ一つ。
各部屋の天井板、一枚一枚。
家を抜ける風の心地良さと、
部屋に入る光の形の美しさを
ぜひ皆さんにも感じていただきたいと思います。
お申し込み詳細 あと若干名募集です。
締め切り間近!!
女性のご参加も大歓迎です。
| 記事URL | Trackbacks [0] | カテゴリ:きものを知る |
茶道具よしあし見分け方指南
2009.5.24
三井記念美術館で開催中の『三井家伝来 茶の湯の名品』に合わせて、
お茶道具の見方について、西浦喜八郎さんに教えていただきました。
難しい講義になるのかな...と思いきや、
「大富豪になったつもりで、3点買って帰るとしたら、と考えて
真剣に買い物をしてみてください」
と言われて、そうか、ありがたやありがたやと拝みにいくのではなくて、
好きか嫌いか、お金を出して買ってみたいか、
という自分の感性を信じて見てみれば、とても楽しめるのではないかと思いました。
それでもこんなところを見ればというポイントを教えていただきましたので、
ふむふむと思いながら鑑賞していただけたのではないでしょうか。
お気に入りは見つかりましたか?
写真は、西浦さんの本業である古美術品を実際にお持ちいただいて
拝見させていただいているところ。
目利きに少し近づけたでしょうか?
| 記事URL | Trackbacks [0] | カテゴリ:江戸を遊ぶ |
2009年5月16日
江戸随一の伊達男といったら...『助六塾』
さて、三越劇場でのイベント終了で呆けている場合じゃありません。
若い方にきものでドンドン出掛けていただけるようなことを
次から次へと繰り出してまいります。
社長入れ込み中の企画『助六塾』。
まもなく開塾となりましょうが、とりいそぎは通信にも掲載した
企画の概要をこちらにも掲載。
オープニング記念イベント5月31日(日)の「きものよろず談義」は
女性の方にもご参加いただけます!
-------------------------------
江戸時代、町人文化の中心であった東京・神田。江戸の町人たちは日々の暮らしの中で、神仏を尊び、自然や人、ものとの調和を重んじていました。他人を思いやること、助け合うことを美徳とする、人々の生き方そのものが「粋」でした。東京きもの倶楽部では、その「粋」を感じられる、着物好きな男性向けの助六塾をスタートさせることになりました。
粋で気前のいい文化人のためのサロン『助六塾』。着物初心者の方には男のきもの着付け教室を開催します。(詳細は後日)
この建物は江戸時代より神田鎌倉町で材木商を営んできた遠藤家が関東大震災後に建てた店舗併用住宅です。「神田の家」は江戸の総鎮守である神田明神の隣に立地します。
--------------------------------
どうぞご期待ください!
| 記事URL | Trackbacks [0] | カテゴリ:きものを知る |
2009年5月11日
「三橋一座物語」大盛況 御礼申し上げます
2009.5.10
三越劇場にて行われた「三橋一座物語(C)トークショー 村林益子さん」
おかげさまで沢山のきもののお客様にご参加いただきました!
関係者をのぞき、きもののお客様でいっぱいとなった劇場内。
正統派のおきものの方から、おしゃれ着で軽やかな方まで
いろいろなきものの方がいらっしゃって、それはそれは壮観な眺めでした。
本来きものは、「着るもの」であるわけですから、
ひとぞれぞれ、一人一人が違って良いわけですね。
特にきものは、個性があって、オンリーワンのおしゃれが出来る
究極のファッションなのではないでしょうか??
皆さんのきものを観ているだけでも楽しめました。
もちろん、いけばなライブも、トークショーも大好評。
「いけばなライブ、素敵でした」
「トークショーの時間が短すぎる!もっとお話を聞きたかったです~」
など帰りがけに話しかけてくださるお客様もいて、
喜んでいただけたようでホッとしているところです。
トークショー冒頭でもご紹介しましたが、
三越劇場は、日本で最初にファッションショーを開催した会場なんです。
それも「着物」のファッションショーだったんですよ~。
それを知った時、ここできものイベントをやることにすごく感慨深いものがありました。
前日からいけばなの用意で奔走してくださった西浦喜八郎さん、
文字通りそれに音楽の花を添えてくださった
新村理々愛さん(フルート)、
丹羽あいりさん(チェロ)、
猶井悠樹さん(バイオリン)、
楽しいお話を沢山してくださった、村林益子先生と山口智子さん、
ありがとうございました。
詳しくは東京きもの倶楽部メモリーでご報告いたします!
また、明日からもきものを着ようっと。
と思ってくださったら本望です。
| 記事URL | Trackbacks [0] | カテゴリ:きものを知る |
2009年5月 6日
「OMOTENASHI Experience」きもののお客さまもご参加ください
この4月より
外国人向け日本の伝統文化体験イベント
"OMOTENASHI" Experience
が隔週土曜日、18:00より開催されています。
また、日本人の方にも「きもので参加」いただくことで
演出に華を添えていただけることになりました。
(各回限定4名様まで)
このイベントでは芸者、幇間、太神楽、新内、囃子など週替わりで披露すると同時に
日本橋の老舗が手掛けるオードブルやそれに合わせた日本酒を味わっていただき、
日本の「おもてなし」の一端を楽しんでいただくものです。
また、外国人の方をご同伴いただく日本人の方でしたら
きものでなくてもご参加いただけます。
さらに、外国人の方へ日本文化をアピールされるご職業の方が、研修としてご参加いただくことも出来ます。
<開催理由>
日本には海外の方にとって、
ゆったり楽しめるナイトエンターテイメントがあまりありません。
週末に本物の伝統芸能、日本橋の老舗店の提供する秀逸なオードブルを楽しんでいただ
くことで日本橋という日本の中心から、日本文化を世界へ発信していきたいと思います。
おもてなしとつけたのは、日本文化の隅々に在る、
日本人の心を表そうと思いました。
また、呉服の街としての日本橋のアピールのひとつとして
スタッフも着物でおもてなしいたします。
welcomes you to the OMOTENASHI event every Saturday.
made with seasonal ingredients.
troupe whisks you away to the rich cultural heritage of ancient Japan.
And our staff,dressed in historic Japanese garb"KIMONO",will explain the
meaning of"OMOTENASHI"while you are being served.
the unique spirit of Japanese"OMOTENASHI".
【日 時】 ・・・隔週土曜日開催
【時 間】・・・ 18時より1時間半
【会 場】・・・室町福徳塾
【参加費】・・・ 12000円
(日本の方はおきものでご参加ください。
なお、外国の方をご同伴いただく場合は洋装で構いません)
【内容】・・・●芸者さんの踊り+幇間芸、お囃子、新内演奏、太神楽のうちいずれかの組み合わせ
●お座敷遊び
●日本橋の老舗店が提供するオードブルと厳選された日本酒
(ソフトドリンクもあります)
*これからのスケジュール 9/5(土) 赤坂芸者+幇間芸
9/19(土) 赤坂芸者+お囃子
10/3(土) 新橋芸者+新内
10/17(土) 新橋芸者+太神楽
...と続きます。
お申し込み・お問い合わせは 東京きもの倶楽部Omotenashi
または 03-3249-3136 まで
| 記事URL | Trackbacks [0] | カテゴリ:ニッポンのおもてなし |
琳派の継承者・神坂雪佳にみる 京都のかたちと文様
こんにちは。入野佳子です。
大型連休、いかがお過ごしでしたか?
前半はお天気もよく、お着物でお出かけされた方も多いのではないでしょうか。
5月3日に開かれた、第二回目の京遊学では、京都精華大学教授の佐藤啓二さんに、「琳派の継承者・神坂雪佳にみる 京都のかたちと文様」と題してお話をうかがいました。
神坂雪佳を話の軸として、京都の伝統工芸文化の成り立ちを簡単にお聞きした後、それが現代のライフスタイルにどうつながっているのかをお話いただきました。
お話の中心となったのは、先生の得意分野であるデザイン面から考察したライフスタイルです。
神坂雪佳の作品の写真を見ながら、作風や、伝統工芸の特徴などを教わりました。
例えば、世の中で"左右"というものが、とても重要視されているようです。
そのひとつとして、日本画ではよく右から左に向かっている絵が数多く描かれているのをご存知ですか? 手紙などで文字を右から左に書くのと同じように、左に向いていると、自然に見ることができるからなのだそうです。昔はそれを無意識でしていたのかもしれませんが、今はそれが立証されていて、戦略としてその方法が使われているようです。
現在、CMでは、日本車は右から登場するものが多く、外車などの高級車はインパクトをつけるためにわざと左から登場させたりもしているそうです。
また、時代劇では、右から出てくるのが善人、左から出てくるのが悪人であるケースが多いそうです。要チェックです!
そして、これは皆様ご存知かもしれませんが、お雛様でも左右が大切で、京都ではお雛様が向かって左、お内裏様が右。東京ではお雛様が右、お内裏様が左ですよね。それは、昔は左を上位としていて右を下座としていたことから、京都ではそのままのしきたりで飾るのですが、東京では外国式を取り入れて今風に変えたのだそうです。外国の男性が左手で女性をエスコートすることが多いことも理由のひとつだそうで、男性が右、女性が左ということです。結婚式と同じなのですね。
このように知ってからいろいろなものを見てみるのも面白いですね!
また、京都は新しいものと古いものが混ざり合っている文化だそうです。材料などにこだわる職人さん泣かせの建築家やデザイナーが多いのも特徴だそうです。
京都の建築物をよく見てみると、古いものでも凝っているものが多いので、観光の時には是非建築物もじっくり見て回りたいものです。
実は琳派や伝統工芸と聞いて、少し堅いお話かなとイメージしていたのですが、想像を良い意味で裏切られました!
裏話たっぷりでとってもわかりやすく、楽しかったです♪
こちらはこの日のお菓子。
辻利さんのモノです♪
| 記事URL | Trackbacks [0] | カテゴリ:京遊学 |
2009年5月 1日
「三橋一座物語」トークショー締め切りです
5/10(日)の「三橋一座物語 村林益子さん」トークショーは
おかげさまを持ちまして、定員いっぱい。
本日締め切りとさせていただきます。パチパチパチ。
ご応募くださった方々、ありがとうございます。
あとは当日のお天気を祈りつつ、
みなさんに、良いお土産(話)をお持ち帰りいただけるように
準備していきたいと思います。
ご応募くださった方へのご案内は
連休中にお手元に届くように発送いたしますが、
ギリギリになってしまうかもしれません。
5/7までに届かない場合はご一報ください。
よろしくお願いいたします。
| 記事URL | Trackbacks [0] |






